伊万里国道202号線沿い、Gガード、ポリマー加工・カーコーティング・ボディガラスコーティング・カーフィルム・手洗い洗車・ルームクリーニング、その他、車の美装に関わること全ての専門店です。

バンコク国際モーターショーにて、デモ&義援活動

2011年04月14日

 ビューティクラフト 木谷 at 22:47  | 海外

航空チケットの予約をしたのが、

震災当日の3月11日。


チケットをとった後、

とんでもない事がおきたと知った。


一度はチケットをキャンセルしたが、

直前に思い直して取り直した。














会場はとても華やかで、

自粛ムードの日本とは対照的だ。






世界の自動車メーカーが出展する会場に、

タイの同業者であるシナポン社長が、

ブースを出し、

居村さん(Gガードコーティングのメーカー、 ノースランドの社長)に同行した私が、

ポリッシング(車磨き)のデモンストレーションをした。


 




始めた途端に人だかりが出来、

他社ブースのスタッフまで寄って来て、

撮影していたらしい。


私は、

ただひたすら、

車の塗装面と、

睨めっこをしていたので、

全く気付かなかった













フェラーリのボンネットに寄りかかるモデルさんを邪魔しない様に車を磨くのは、

普段の仕事とは勝手が違う。


 





 


 





私が提案した義援活動は、

デモを終えた後に、

一時間ほど行わせてもらった。


 


最初、

私が募金箱を持ち、

来場客に呼びかけたのだが、

全く集まらなかった。


仕方ないので、

専属のモデルさんに持ってもらうと、

すぐに、

人が集まってきた。


「華を持った女性は、さすがに違うなぁ。」と、

ただただ感服するばかりで。。。




しかし、

他のブースのモデルさんたちまでもが集まってきてくれたのは、

とても驚いた。


 


日本同様にカメラ小僧たちが群がる地元のモデルさんたちが、

向こうから財布を持って歩いて来てくれたのは、

ちょっとした感動。

とても嬉しかった

 




 





 



 





 

前回に投稿した記事の花売りの少年同様、

この国の人たちは温かい。





 


写真右に写っているのは、

シナポン社長のお母さんのチヨコさん。



「日本人がこの募金箱の横に並んでいるから、みんな気が付いて募金してくれるのよ!」

「あなた、そんな髪型じゃ、日本人に見えないわよ!」

「もっと、日本人みたいに、カッコいい頭にしなさいいよ!」



さんざん、怒られた。。。。。。



そういえば、

マレーシアでも、

インドネシア人に間違われた。






 


 


 




 


 


皆、とにかく礼儀正しい。

キチンと合掌を返してくれる。


なかには、

日本式のお辞儀で返してくれる人もいた。


 


 



 




 




 



 



 


本来、商売敵であるはずの、

他のブースのスタッフの方たちまでも、

募金してくれた。



 






この子は、

隣のブースの方の、お子さんらしかった。

 


花売りの少年の行動による、

驚き、感動、自己嫌悪で頭が混乱した状態で会場入りした私は、

ここでも、また。。。


明るく、日本語で「アリガトー!」と、

合掌のポーズで挨拶しているうちに、

だんだんと涙が出てきた。


別に、自分が被災したわけではない。

でも、

とにかく涙が止まらなかった。






時間が来て、募金箱を持って引き上げていると、

さっき募金してくれた人たちのブースの横を通ることになる。

当然、目があって、

笑顔で手を振ってくれたり、

ガッツポーズを作ってくれたりした。



居村さんも、横で大泣きだ。

日本から来た「おじさん」二人が、

こんな華やかな場所で泣いているのは、

地元の人には、どう映ったのだろう。




「アリガトー!アリガトー!」と日本語で挨拶しながら、

会場を引き上げた。





こんな経験が出来たのも、

出展者である、

CTS社長のシナポンさんのおかげだ。




「君たちが帰った後も、

数日間、モーターショーは続くので、

その間も集めといてあげるよ。」とのこと。




シナポンさん、

貴方も半分は日本人の血が流れているんだもんね。

Thank you very much!!







そして、居村さん。

声をかけて頂いて、

本当にありがとうございます。







この日の募金額は、

13,356バーツ。



日本円で5万円くらいか。

ただ、タイでの物価で言うと、

5倍の25万円くらいらしい。





この温かい心がこもった義援金は、

残り数日間の義援金と合わせて、

日本円に両替せず、バーツのままで、

GガードNWとして、

居村さんに寄付して頂く予定。



今回の事は、

出来るだけ多くの人たちに伝えたい。

強く強く、そう思う。






 



             


人の為とは?

2011年04月01日

 ビューティクラフト 木谷 at 21:48  | 海外


タイ・バンコク国際モーターショー2011でのデモンストレーションに合わせて、

日本から持ってきた募金箱。



前夜、

会場のブースで募金活動も同時に行いたいと申し出たら、

快諾してくれたシナポンさん、

本当にありがとう。












義援金第一号は、

シナポンさんの可愛い子供たち。











タイへ出発する前夜に、慌てて作った募金箱。


デザインは、

当店のホームページを担当してくれている、ネットオンビレッジの村上さん。

写真は、ネット上の被災画像を集めてみた。

洗車用の洗剤が入っていた段ボール箱を、

それなりに見栄えを良くするために、

私の家内が、

ラミネートしたり、仕事用のマスキングテープを張り付けた。
 



この募金箱を持って会場入りする前に、

ひとつの出来事があった。



車で会場に向かう途中、信号待ちしていると、

一人の少年が、近付いてきた。

信号待ちしている車に向かって、

花を売って回っているのだという。



車内では冗談を言いながら会場に向かっていたこともあり、

私はその少年に募金箱を見せた。


少年は2秒ほど間を置いて、

20バーツのお金を募金箱に入れた。


予想外の行動に私たちが驚いていると、

シナポンさんが慌てて五輪ほどの花を買った。


少年たちは、その花を一輪20バーツで売っていて、

その殆どは、路上で生活しているのだと聞いた。


一日中売ってまわって、

一体どれだけの花が売れるのだろうか。


そんな生活をしている少年が、

20バーツを日本の募金箱に入れた。

少年たちにも義援金が必要だと、言っていいほどなのに。




私は、恥じた。

穴があったら入りたいとは、この事だ。



「今、自分にできることとは?」とか、

「役に立ちたい。」だとか、

そんな自分の気持ちは、

うわべだけのものではないのか?

そうしなければならないという、

今の日本の雰囲気に流されているだけではないのか?


一見、立派そうな事を口にして、

実は、ただ、格好つけたかっただけではないのか?





そして、予想外の行動に驚いたという事は、

つまり、

失礼極まる行動をした事の裏返しではないのか。

私の軽率な行動が、

少年の心を深く傷つけたかも知れない。



わざわざ日本から募金箱を持ってきて、

このざまだ。


とにかく、私は大馬鹿者だ。







  

タイで義援金を募って来ます。

2011年03月25日

 ビューティクラフト 木谷 at 23:12  | 海外
たった今、

バンコクモーターショーにブースを出展しているシナポン社長から、

募金箱を設置して義援金を募る事の、

OKの返事を取り付けました!


シナポンさん、ありがとう!  

タイ視察旅行(本編その2)

2010年12月15日

 ビューティクラフト 木谷 at 21:29  | 海外
 

CTS1号店に着いて、

最初に驚いたのは、

大勢のスタッフと、

それに十分見合うだけの来店客の多さです。





洗車は、一度に4人がかりです。










コーティングの本施工を1号店、

施工後のアフターメンテナンスを、2号店でこなしているそうです。







日本式「心の経営」を指導しておられるⅠ社長。

まずは、整理整頓のチェックと指導を。






現場スタッフに、技術指導も。


 










向かって右のご婦人は、

会長のチヨコさん。

とても、素敵な方です。




シナポン社長のお母さんで、

40年前に、

日本からタイに渡って来たそうです。



タイの事、

ビジネスの事など、

沢山教えて頂きました。








カー雑誌のみならず、

沢山の一般誌まで、

広告を出しているそうです。





 








次に向かったのは、2号店。

3階建てのビルです。(驚)

 






広い建物の中は、

作業待ちスペース、

洗車コーナー、

拭き上げコーナー、

遠赤外線の焼き付けブースや、




 


6台分のコーティングブースがあります。









磨きも人海戦術です。

作業マニュアルが徹底されて、

出来ることですよね。 
















 


ここでも、

Ⅰ社長のお仕事ぶりを、

じっくりと拝見させていただきました。



 



 







驚く事ばかりなのですが、

これも凄い。

作業スペースの移動は、

全て誘導員が付くのです。



 









ミャンマーからやって来たサイ君。

働き出して1年弱との事。

 

とても明るくて、

ナイスガイです。


1日中、

タイヤ、ホイール、タイヤハウスの洗浄を、

何十台も任されています。






この国は、身分制度が厳しくて、

這い上がるのがとても難しいらしいのです。


人身売買も、

普通に行われていて、

誰もが生きていくのに必死です。




彼と話して、

彼の生い立ちを知り、

僕らが如何にぬるま湯の中で生きているのかを、

反省させられました。




その日の仕事が終わり、

軍手を外した彼の右手は、

手の甲が火傷をしたみたいに、

ひどく荒れていました。



彼の手を撫でてあげながら、

「This hand is very beautiful!」

片言の英語を並べているうちに、

泣きそうになってしまって。。。

(Ⅰ社長は、とっくに大泣きしてましたけど。。。)


私が、「頑張れよ!」と言うと、

「yeah!yeah!]と言って、力こぶを作るんですから。


そのあと、彼は言いました。

Step up! Step up!

何度も何度も、

Step up! Step up!!って。。。




続きは、明日。



  

タイ視察旅行(本編その1)

2010年12月11日

 ビューティクラフト 木谷 at 21:19  | 海外
          


バンコクに到着したのは、夕方。

まずは、

街をぶらりと散歩してみた。







ここは、伊勢丹ビル広場。


タイ国王陛下の誕生日だったらしく、

街中がお祭り騒ぎです。












あちらこちらに仏壇?があり、

沢山の人がお祈りをしていました。








私も、お祈りを。






















この国は、

貧富の差がとても激しいらしく、

歩いてるだけで、

それが良く分かります。














この写真は、

まだ良い方で、

路上に寝ている人も、

沢山います。


       









近代的なビルのその脇には、

粗末な建物が立ち並び、

歩いている人も同様で、











頭は混乱するばかりで。。。





















ただ、

生き抜くためのエネルギーは、

物凄く感じます。



















朝食は、

もっぱらマックでした。

味付けは、やはりタイ風です。












国王陛下の写真が、

あちこちに。。。



今回の目的は、

Ⅰ社長のビジネスを、

間近で見せてもらう事と、









シナポンさんが経営する二件の店を、

見学させてもらう事。










着いた。














CTS1号店












CTSは、

タイ国内ナンバーワンの、

ディテーリングショップです。







続きは、明日。





    


タイ視察旅行(予告編)

2010年12月10日

 ビューティクラフト 木谷 at 23:14  | 海外




タイ・バンコクの、ホテルの一室。


ホテルに着いても、

頭の中が、

ゴチャゴチャに混乱中。








心の師匠、Ⅰ社長。



この方に、

「カバン持ち」を申し入れ、

こんなトコまで付いて来ちまいましたぁ。^^;
 


いったい、なんじゃぁ?ココわぁぁぁ!!!!





続きは、明日。